12月 142013
 

リアルサウンド によると。

嵐ツアーのチケット争奪戦に心配の声……解決の鍵は“価格の弾力化”にあり?
最近では、プラチナチケットをネットオークションを使って転売する業者もある。

 嵐のツアー『ARASHI Live Tour2013 “LOVE“』の東京公演が12月10日から東京ドームにて開催され、その公演のチケットを直前まで求めるファンの姿が、ネット上で話題になっている。「なんでもするのでチケット譲ってください」などと書かれたプラカードを持ち、東京ドームのある水道橋駅の前にたむろする若い女性ファンたちの写真がTwitter上で拡散され、よからぬことに巻き込まれはしないかと心配する声も多く上がっている。「嵐のチケットはそんなに取れないのか」という驚きの声も多い。

 チケットの優先販売が売りのファンクラブに入会しても、ほとんど取れないという嵐のチケット。ジャニーズのタレントは総じてその傾向が強く(ファンの絶対数が多いので当たり前の話だが)、チケット申し込みのために携帯を何個も契約し優先予約に備えているジャニオタなんてざら。それでも取れずヤフオクを覗いてみれば、一枚8500円のチケットが10倍近い値段になっていることもある。タレントたちが連続公演出来る日程にもコンサート会場のキャパにも限界があるので仕方のないことだが、その結果、水道橋駅前にスケッチブックを持った女の子たちが並ぶことになる。

 この傾向はなにもジャニーズタレントたちに限った話ではない。ほぼチケットが取れないと噂なのは、大人気のももいろクローバーZ。ファンクラブに入会していても年に1度程度しか当選しないこともあるほど、その人気は白熱している。その不満を少しでも解消するために生まれたシステムが”ライブビューイング“(全国の劇場でライブの生中継が見れる)だが、やはり生で見たいのがファン心理というもの。「クレジット決済にすれば取れやすい」など、ウソかホントかわからない噂も飛び交い、チケット争奪戦は激化の一途を辿る。

 そしてロック系では、BUMP OF CHICKEN、ONE OK ROCKなど人気バンドはやはりチケット入手が困難なようだ。だが、ワンマンでなくても良ければフェスなどで見れる機会は多少あるため、そういった機会を狙うという方法もある。だが、今年の年越しに開催される最大規模の年越しフェス『COUNTDOWN JAPAN 2013/2014』(エレファントカシマシ、RADWIMPS、サカナクションなどロックバンドからから前田敦子、きゃりーぱみゅぱみゅ、でんぱ組.incといったアイドルまで幅広く出演するフェス)は、今年がブッキングの当たり年だと言われており、会場が幕張メッセにも関わらずチケットは即完、入手困難な状態が続いている。

 果たして、このような状況を打開する策はあるのか? コンサート事業に詳しい音楽雑誌の編集者は次のように語る。

「人気のある公演のチケットが取れないのは昔から変わらないことなので、明快にこうすれば良い、という手だてがあるわけではありません。しかし、海外のコンサートのように、運営側がチケットの価格に差を付けるというのはひとつの手でしょう。プラチナチケットに関しては、初めからオークション形式にするなどして価格に弾力性を持たせれば、市場原理が働き、チケットが発売後に急に売り切れになったりする傾向が緩和される可能性があります。また、ダフ屋行為も確実に減っていくと思われます。もちろん、お手頃な価格で多くのファンに平等に観て貰いたいというアーティストも多いでしょうから、一概に良いとは言えないことですが……」

 CDが売れなくなり、人々が「音楽そのもの」よりもライブという「体験」にお金を払うようになったといわれる昨今。従来とは異なるチケットの販売方法も必要なのかもしれない。

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