12月 212013
 

夕刊フジ によると。

 新ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ移籍の希望を表明した楽天の田中将大投手(25)。球団が入札金に上限が設けられた新制度への不信感をあらわにする一方で、制度の是非はともかく、グラウンドレベルではエースの決断を後押しする声が圧倒的だ。

 移籍2年目でチームの副主将として、内野のリーダーも務めた藤田一也内野手は18日、仙台市内で行われた契約更改交渉の席で「メジャーで投げているのを見たい。夢に向かっていくのは応援したい」とエースの決断にエールを送った。

 また兄貴分のリリーフエース小山伸一郎投手も先ごろ「彼の人生。一度決めたらやりたいようにさせてあげたい」と田中の決断に理解をみせた。

 米移籍が実現すれば今季24勝をあげたエースを失うことになる星野仙一監督も「オレ個人の考えとしては(米国に)行かせてやりたい」。グラウンドレベルでは田中の挑戦を応援することで一致しているのだ。

 だが、球団の背広組の思惑は複雑だ。

 チーム編成を担当する安部井寛スカウト部長はこの日「球団内でそんなに簡単に調整できる話ではない。長引く可能性はある」。制度を利用するかどうかの結論を得るのに、ある程度時間がかかると強調した。

 一時は1億ドル(約103億円)との予測も飛び交った入札金が2000万ドル(約20億円)に制限された新制度に球団は態度を硬化。制度の利用を認めれば24勝無敗のエースが、移籍金付きのフリーエージェントと同様になるだけに、球団側が渋るのも仕方がない。

 とはいえ、球団が「残留」を決定した場合、田中に温かいエールを送っているチームはどうなるのか。

 ある球団関係者は「日本一になった後はメジャー行きで決まりの空気だったのに、これでストップが掛かると現場からフロントへの不信感はどうしても大きくなってしまう。『結局カネの問題かよ』って…」。

 「マー君、いってらっしゃい」というムードの世間に加え、グラウンドの戦士たちにもソッポを向かれたら、来季は日本一連覇どころではなくなる

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