2月 202014
 

読売新聞 によると。

 ソチ五輪は19日午後7時(日本時間20日午前0時)から、フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)が行われる。

 金メダルが期待される浅田真央(23)(中京大)が、勝負の五輪シーズンに選んだのは、ショパンのピアノ曲「ノクターン」だった。

 「美しくて甘い、だけど悲しくて繊細なこの曲が、真央に一番似合う」。浅田を15歳の頃から知り、今回のプログラムを作った人気振付師のローリー・ニコル氏は、選曲の理由をこう説明する。

 ノクターンは7シーズン前にもSPの曲として使っている。浅田は、あえて選んだ同じ旋律に「以前より成長した姿を見せたい」との思いを込める。

 この曲を最初に滑ったシーズン、浅田は全日本選手権で初優勝し、世界選手権で初出場ながら2位と活躍した。まさに伸び盛りの16歳だった。しかし、浅田は当時の自分の演技について、「ジャンプのことしか考えていなかった」と振り返る。音楽の意味やフィギュアを演じることの難しさも知らず、ただ必死にジャンプを跳び、好成績を挙げる幸せな時代だった。

 その後、金メダルを期待された2010年のバンクーバー五輪では、2位になったものの、思うような演技ができず涙を流した。翌年には最大の理解者だった母親を亡くした。ニコル氏は、「様々な経験を経て、真央は喜怒哀楽を表に出せるようになった」という。

 以前は、滑りながら愛犬の顔を思い、無理して笑顔を作っていたこともある。だが、いまは「滑っている時の思いを、そのまま出せばいい」と思える。

 大好きなスケートとともに思いを重ねてきた7年間。「愛あふれるノクターンを演じたい」。2分50秒のプログラムで、喜びや悲しみに満ちた自らの人生を表現する。

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