4月 172014
 

夕刊フジ によると。

 ヤンキースの田中将大投手(25)は16日(日本時間17日)、本拠地ヤンキースタジアムでのカブス戦に先発。8回をセーフティーバントの2安打に抑え、1四球無失点と圧巻のピッチング。2試合連続の10奪三振を記録した。チームは3-0で勝ち、田中は本拠地初勝利で2勝目(0敗)を挙げた。レギュラーシーズンではプロ野球楽天時代の2012年8月26日から負けておらず、日米を合わせた連勝は「30」。1億5500万ドル(160億円)にふさわしい投手であることを地元ファンに強烈アピールした。

 前日の雨で試合が順延となり、ナイターで投げるはずが急遽(きゅうきょ)、ダブルヘッダーのデーゲームでの先発となった。そのうえ、試合開始時の気温が4度と田中には難しいコンディションだったが、球が低めに集まった。スライダー、スプリッターの切れ味も申し分なく、カブス打線を寄せ付けなかった。

 初回1死後、2番ルジアーノに四球を出したが、簡単に後続を断つと、これまで失点をしている鬼門の2回も走者を出しながら憶することのない投球で切り抜けた。

 1死後、6番レイクが三塁線に意表をつくセーフティーバント。田中が素手で取って一塁に送球し、間一髪「アウト」の判定だったが、ここでカブスがビデオ判定を求めると判定が覆って1死一塁となった。

 判定までに時間がかかって田中には嫌な間合いだったが、その後を連続の空振り三振に仕留め、ピンチを脱した。走者を出したあとギアをあげることのできる能力を見せつけた。

 このあとは全く危なげないピッチング。6回まで14打者を連続アウトで退けた。7回には先頭の3番リゾに、三塁を大きく開けた左打者シフトの裏をかかれて、三塁線へのバント安打を決められたが、田中は動揺することなく投げ続けた。

 機敏な守備もみせた。続く4番シアホルツの強烈なピッチャー返しをグラブでたたき落とし、遊撃手がバックアップして一塁で刺した。カブスはこのプレーで2度目のビデオ判定を要求したが、判定は覆らずアウトのまま。田中のこの日のビデオ判定は“1勝1敗”だった。

 結局、この1死二塁のピンチでも田中はギアを入れ直して三ゴロ、空振り三振に仕留めた。

 8回にも2つの三振を積み重ね、2試合連続の2ケタ三振を記録した。デビュー3試合で28奪三振となり、ヤンキースでは1987年にアル・ライターが記録した25奪三振を上回る球団新記録となった。

 球数は107。日本なら完封ぺースだがジラルディ監督は無理をさせずクローザー投入を決断した。防御率は2・05。

 試合後、捕手のマキャンは「完璧」と田中の投球を称賛した。

 リズムよく投げた田中にヤンキース打線も応えた。好調の相手先発ハメルから、1回にベルトランが今季第4号となるソロ本塁打を右翼に運ぶと、4回には1死満塁から8番アナが中犠飛。

 さらに5回一死一、三塁からのエルズベリーの打席では、捕手のミットがバットに触れる打撃妨害で三塁走者が生還し、決定的な3点目を追加した。

 イチロー外野手(40)は9回の守備から右翼の守備に就き、大飛球をジャンプして捕球する好守をみせた。第2試合は「6番・右翼」で先発し、4打数2安打だった。

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